開進のOB・OGが、大学の選び方やそのために中高時代にするべきこと、また、生の大学情報・就活状況について、率直に話します。年の近い大学生・新卒生たちの生の声は、説得力があり、中高生の皆さんが自分の進路を考えるうえで、参考になることが多くあります。
また、売り手市場と言われている就職状況ですが、実際にはそうとも言えず、学生間、または大学間の格差がより顕著になってきています。
自分が経験して、今だからこそ分かることを、開進で学んだ先輩たちが、後輩の皆さんと保護者の方に、建前なして本音で語ります。
日時:7月14日(土)19時~(終了しました。)
場所:開進スクール宇和校
自塾生、及び保護者の方、そのお友達の方は、無料でご参加頂けます。
特に既に大学生をお持ちの保護者の方は、内定を取るための方法などは有効です。
また高校生及び、その保護者の方には、大学の選び方等は、非常に役立つ内容です。
スピーカー紹介
宇都宮 透くん(同志社大学4年) 八幡浜高校から同志社大学に進学、今年4回生。 ●大学の選び方 などをお話ししてもらいます。 |
学校の進路指導は、もはや無意味です。ご自分のお子様の将来を潰さないよう、様々な情報を手にしてください。今回、登場したのは、同志社大4回生のとおる君(海外研修初代団長)とたかひろ君(青学→モナッシュ大(マレーシア))です。
まず、彼らからは、
「中高生時代には、とにかく小さいチャンスを逃さず、自分で一歩踏み出して、色んな経験をしてみることで、自信もつくし、最終的に自分の興味のある進路に繋がっていく。」という話がありました。生徒達には響いたようです。
また、「全ては学業あってのことなので、自分の好きな科目だけは、絶対誰にも負けないという気持ちでやったほうがいいし、そのためには、100点だったら絶対1位なので、そこを目指さないとあまり意味がない。」と、はっぱをかけていました。
学校の役割を皆、勘違いしています。義務教育ではないので、基本、学業になるのは当たり前。ま、スポーツでプロを目指す人もいるでしょうが、そんな人は、それなりの学校に行くはずですね。
(一応、そういえば、英語はセンターリスニング満点でした。←そういえば、そうだった・・(^-^;;)
とおる君は、一部上場9社から内定がでていますが、同志社大の中でも全くとれていない学生もいて(そもそも3年までに単位をとっていないので、就活が十分できない)学内ではっきり二極化しているようです。
(これは注意。特に学校推薦で行った生徒は、今では、もう関関同立の授業についていくことは厳しくなっています。かなり勉強しないとダメ。逆に学校推薦で行って、4年生を何度もやってしまうくらいなら、転学して、とっとと大学卒業をした方がいい。)
面接に進む前には、大学名で完全にふるいがかけられています。(学歴フィルター)関同立、MARCHでやっとスタートライン、高校で薦められていた広大の出身者は1人しか集団面接にいなかったとのことで、学校での進路指導に流されすぎないで、ちゃんと自分で情報を集めておいたほうがいいということを力説していました。
(この学歴フィルターは、塾長のセミナーでもお伝えした通り。教師が一番無知な部分です。地方国立大学を、ほぼ一流企業は採用しません。地方公務員ならOK。ただし、今後、地方公務員の立場が今のようなままかどうかは、不透明。企業が必要とする=世間が必要とする知識、技術が身に付く大学を選ぶべき。ちなみに塾長も広大を薦めてましたが、思った以上に私立大の伸びがスゴイ。お金を持っているからでしょう。広島も悪くないですが(岡山とはもう差が思いっきりついてます。)、残念ながら東京中心のヒエラルキーの中では、まだまだ低いのは事実です。)
たかひろ君がモナッシュ大なので、就活における英語力の扱いに関しては、「英語ができる」とかは、全然アピールにならず、ある程度できるということが大前提、評価されるとすれば、海外の正規留学で学部卒のレベルだとのこと。
(既に東京の大学生は、英語は当たり前の時代になっています。それプラスもう一言語が基本。既に大学生の段階で、地方との差があります。海外の大学進学も普通ですね。)マーケットはこれからもっと国外がメインになるので、他の国でもどうにか生きていけるような人じゃないとダメじゃないか、という話でした。絶対海外はいっといたほうがいい!そうです。
(文科省の言う「生きる力」を読むと分かりますが、結局、世界どこに行ってもやっていける力を生きる力と言ってます。もはや日本だけで閉じた世界ではない証拠です。地方も、今後はグローバル化が進むことになります。)
あとは、月謝の2倍くらい元をとるつもりで塾に来て勉強するのが、いいそうです。ということで、やる気になった中3生、来週から毎日塾にくるみたいです。(←ほんとかな??)