先日、東京理科大の保護者会に参加して来ました。
そこで、先生からは、eポートフォリオの話がありました。
このブログでもよく書いている話ですが、高校生には、既に導入されています。
しかし、これが大学でも引き続き使われ、最後は企業まで行くということ知ってる方は少ないようです。
大学の先生からもお願いがありましたが、それは個人で入れないといけないため、それを入れていないとキャリアの見える化が出きず大学としても、生徒をどう教育し、何をどう身に着つかせたかが企業に伝わらないからです。
ただし、実は高校の方が問題。高校は、ほぼ企業や会社との付き合いはありません。
もっと言えば、生徒のキャリアにこれほど無知な組織はありません。
生徒の大学の「先」まで考慮している学校は皆無でしょう。
高大接続とは、高校からキャリアを開発していくということですので、大学受験どころの話でなく、その先のキャリ開発をも見据えた上で指導をする必要がありますが、それが出来ないわけです。
一般企業に勤めていた先生や、上場企業にいた先生などは、ある程度、肌感覚で理解出来る部分はあるでしょうが、その経験のない教師は、想像すら出来ない可能性があります。
大学では、既にその辺りの対策は、出来上がっていますし(特に私立)評価も上がっています。
地方の高校の弱さが出るのも時間の問題かも知れません。