いよいよ冬期講習がスタートしました。高校生は、20日から始めています。
インフルエンザが猛威をふるっていますが、気をつけてお越しください。

さて中3生は、いよいよ受験の最後の仕上げとなります。しかしここ数年は、愛媛県の高校入試は競争倍率が1倍を切り、
全員が高校進学を果たせる「全入時代」に突入しています。そのため開進でも高校生の方がこの数年は多い状況になっています。

しかしながら中学生の学習内容が難しくなってことは、よく言われます。そのため中学1年生の最初のテストから赤点という生徒が
全国的に増えているようです。しかし県内もそうですが、今では高校には合格するので、特に焦りもないという状況です。
また大阪などでは、一部の有名公立校に行けないなら実質無償化ということもあり、有名大学への推薦枠を持っている私立高校が
人気になっているようです。

とにかく大学受験は、まだ厳しい状況です。しかも、この20年で旧帝大への進学は、都市部が20%増えたのに対し地方は、
極端に減っています。

この原因は、中学時代の学習量と言われています。

地方の生徒はある意味、のんびり、過ごしています。これはこれで良いところもありますが、競争がない中で自分の目標を目指す
というのは本当に難しいものです。部活で言えば、強い相手との練習試合もまったくせず、いきなり本番を迎えるようなものです。

大学受験に関して言えば、データからも高校入学の時点で8割決定しています。

中学生の頃から勉強している方が、高校時代から勉強するよりも現実は、効果も高いし、ある意味、楽だったりします。

ただし全入だからと言って目先の高校入試だけを見ているともったいないですね。

全入でも、先を見越して、高校、大学を考えた学習、学びをしていって欲しいと思います。