今日は日曜日ですが、本校に少し顔を出しました。
すると、九州大を狙っている生徒が自習を。


高3生は、自由に自習室を使える環境にしていますので、八幡浜校も既に数名の塾生が自習のために来ています。
自習は、個人的には「一人」でするべきものだと考えています。勉強には、友人がいるとか、楽しいなどの要素も入ってくるかも知れませんが(特に中学生までの塾の場合)自習は100%自分のためにすることですので、孤独にするべきです。

自分にきちんと向き合う学習でない限り成績は伸びません。図書館での勉強をあまりお薦めしないのは、多くは時間の割に真の効率が悪いからです。塾でも、本来は自習で分からない部分だけを聞いて、問題解決したら、また自習に戻るという形がベストではないか?と考えています。ただし幼い兄弟姉妹がいたり、保護者の方のお仕事の関係などで自宅で学習出来ない際には塾をうまく利用してもらえばということです。

塾の役割は、分からないところを教えてくれる、カリキュラムがある、進路相談が出来るなど色々とあるわけですが、一番のポイントである成績を伸ばすという部分においては、自習が一番です。もちろん、継続することとか、モチベーションの維持など塾の役割はありますが、教え方の問題は、本来些細なことです。特に大学受験は孤独への慣れでもあります。難関大になればなるほど、友人たちと同じ大学ではないわけですから、孤独にするしかありません。

私の経験則からも、ワイガヤとした勉強を好む生徒の成績は伸びにくいですし、受験校も友人に合わせがちです。一方、医学部や旧帝大など考える生徒は、孤独にブースの中に入っての自習とか、このように日曜などにしっかりやっていたりします。

成績は孤独とともに上がるものだと思って、勉強して欲しいと思います。