先日、県教委から令和7年度の県立高校の定員数が発表されました。

南予地区は、基本変わりません。

内子    普120
大洲    普120  商40
八幡浜   普120  商40
宇和    普  80  生40
宇和島東  普通120 理40 商 80

となっています。私の時代と比べるとかなり定員数が減ってますが、それでも競争倍率は、普通科においては1倍を切るのではないか?と推測されます。令和8年には八幡浜高校は、川之石、八幡浜工業と一緒になるわけですが(全8クラス?7クラス?)それでもかなり下がるでしょう。

今、高校の学力の二極化が激しくなり、それが大学にも影響しています。
旧帝や有名私立などは、どんどん難しくなる一方で、Fランと揶揄される大学が増えてきています。そうすると大学に進学するだけでは意味がなくなり、結局は、狭き門の大学に進学せざるを得なくなります。(資格系は別としても)

人口が減ると、クラス内での偏差値にバラツキがひどくなる傾向があります。また志望する大学もかなりバラつくでしょう。
また、指導する学校側も、色々と大変になりますし、生徒たちにとってもプラスはありません。それどころか授業そのものが成立するのが難しくなる可能性が高いです。

地方であればあるほど自分で学力を上げるスキルが必要になります。

また市の国勢調査の結果を見ても10数年後には、1学年の生徒数が70名になります。市全体です。そうすると、学校の合併だけでなく定員数の削減は避けられないでしょうし、また保護者の方の中には、あまりにも人数がいない、競争力がないということで松山などの学校を選び出すのではないか?とも思われます。

一層、地方は教育的に厳しい状況に陥りそうです。今、その準備として全国の生徒と競い合える仕組みを作れないかと画策しています。
これは、また完成したらお知らせします。