もう数か月前になりますが、ある保護者の方が突然、面談にいらっしゃいました。
「塾長、申し訳ないけど、公立から私立に志望を変えたいんだけど。」
「なぜですか?」とお聞きしたところ、多子家庭への補助制度を知ったので、これなら私立の方が資格が多く取れるからという理由でした。
開進は以前から何故か教育関係者の保護者の方が多いのですが(その方もそうです。)その当時は多子家庭への補助はあまりマスコミにも出ていなかったため、知らない方が多かったのですが、今ではかなり認知されてきています。
ちなみに大学では今年からスタートしていますので、実質、無料で大学に行っている生徒も多いかと思います。
詳細は、文部科学省のこのページをご覧頂くとして、簡単に言えば、お子様が3人いれば、最大70万円(私立の場合)の援助が出るというものです。しかも所得制限がありません。
今までは所得制限があったため公務員の方や学校の先生などは恩恵を受けることが出来ませんでしたが今回は思いっきり恩恵を受けることが出来ます。
この制度になって良かったと思うことは、大学の選び方が変わってきたことです。
偏差値や今までの間違った感覚(国公立の方が良い??)で大学を選ばなくなりました。
私立の場合、国公立よりも資格に対してはシビアです。そもそも高いお金をもらうということで、かなり厳しく資格試験に対しては指導します。看護系を狙う場合、看護師だけでなく助産師や養護教諭などの資格も4年間で取れたりします。(多くは+1年行く必要があります。)またこの手の学校は病院も持っていることから就職も良かったりします。
これらのことは多くのご家庭が真剣にお子様の進路を考えだした際に知ることになりますが、とにかくお金の問題がネックでした。
しかしこれがある程度、クリア出来るのであればフラットな状態で大学進学を選ぶことが可能になります。
特に東京の私立の場合、就職が良いことは既に皆が知ることになっていますが、とにかく高い!
しかも生活費もかかります。男子生徒であれば、明倫館などの寮で安く過ごすことも出来ますが女子生徒の場合は、愛媛県には
そのようなものはありません。(ちなみに他県では、この問題を解決するために工事をし、女子生徒も取れるようにしています)
大学無償化は色々な政党が掲げています。その政策が良いかどうかは議論が分かれるところですが、本当に行きたいところに、お金の面で行けないというのは指導者として、つらいものがあるのも事実です。
そのため開進では様々な奨学金や補償制度をお伝えし、なるべく生徒さんが行きたいところに行けるようにサポートしています。
これは学校推薦の場合でも別途試験を受ければ初年度から減額になることもあります。
所得が実質下がっている中、大学の費用だけは、物価上昇率以上に上がっています。
そう考えると、まだまだ補償制度は充実させてもらわないとダメですね。(後は大学の数を減らすことも)
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