開進では、いつも「もっと効率的な勉強方法・指導方法はないか?」と考え、実験しています。八幡浜校もその1つでした。多くの塾が中学校を絞って指導する中、敢えて高校を八高だけに絞りました。また指導形態も、私が塾を始めた頃は、高校生の塾はありませんでしたが、映像系の塾がその後、伸びてきました。しかし映像を見ている脳波を解析した結果があるのですが、それだけで勉強にはなっていないことがわかっています。

最終的に自分で考えながら解くという当たり前のことが勉強なのです。

そのため開進では一斉授業を行っていましたが、少子化とともに学校内での学力差が激しくなってきました。一斉授業だと「誰にも合わない授業」になってしまったわけです。そのため十数年前から一斉個別という形にシフトしていき、各自が自分で負荷をかけるように形を変えました。
当時は、今で言う「ルート」を持っていましたが、大学入試が変わってきて、このルートもそれほど意味がなくなっています。

当たり前ですが、「これだけやれば合格」などというものを大学が見逃すはずはありません。

そのため共通テストにおいても、大学の内容が出て、思考力を試されるようになったわけです。

考えながら解く、これをどのように効果的に行うか?それを考えて実験しているのが大洲校です。

大洲校は学校を絞っていませんので、大洲高校のみならず。今は済美平成の生徒もいますし、過去には愛光、松山西の生徒もいました。それぞれ、横国や東京外大などに合格してくれましたが、各自がきちんと自分に合った負荷をかけることが出来ると誰でも伸びるという実証にもなりました。

一方で、授業がないのと、質問を受けるという形ですが、自分なりも勉強方法が確立してしまうと余程のことがない限り、質問が出ません。これは八幡浜校も同じですが、質問の多くは、高校1年生です。高3生になると勉強方法が確立していますので、後は負荷の調整を塾側で行うだけです。

これを突き詰めているのが大洲校です。

大洲校は、生徒たちが自主的に一定のルールの元で使用出来る形にしています。

当然、監視はしていますが、月~金の先生がいる時もあまり質問がないため、逆にオンラインで質問をいつでも受けれる形にしました。例えば英語の先生が行っても物理・数学などの質問はオンラインで出来るということです。

しかも質問内容は各自の負荷によって違いますので、学校教材から最新の入試問題まで様々です。

しかしながら、これをやっていくと生徒たちに応じた負荷がかかり続けますので、成績としては伸びていきます。

ただし強制力が弱いため、中学生のように「勉強しろ!」と言われないとしない・・という生徒さんには向かないかも知れません。

正直、真剣に勉強している高校生には、あまり声をかけられません。また決められた時間に勉強するという形は非常に良いのですが、高校生になると毎日の勉強が当たり前です。

今のままで成績が伸びていない、特に「勉強しているのに伸びていない」と感じる生徒さんの多くは、先ほどの映像のように考えながら解いていない(映像や授業を受けるだけになっている)か、負荷がそもそも合っていないということが原因です。

そうなると時間のムダになっている可能性もあります。

自分に負荷をかけるということがどんな感じか知りたいかたは以下から