THEによる日本の大学ランキング2018
順位(国内) 順位(世界) 大学名
1 46 東京大学
2 =74 京都大学
=3 201-250 大阪大学
=3 201-250 東北大学
5 251-300 東京工業大学
6 301-350 名古屋大学
7 351-400 九州大学
=8 401-500 北海道大学
=8 401-500 東京医科歯科大学
=8 401-500 筑波大学
=11 501-600 藤田保健衛生大学
=11 501-600 東京都立大学
=13 601-800 会津大学
千葉大学
広島大学
順天堂大学
香川大学
金沢大学
慶應義塾大学
神戸大学
高知大学
熊本大学
名古屋市立大学
岡山大学
大阪市立大学
東京農工大学
東京理科大学
早稲田大学
横浜市立大学
=30 801-1000 中央大学
愛媛大学
電気通信大学
岐阜大学
浜松医科大学
法政大学
岩手大学
慈恵医科大学
鹿児島大学
関西医科大学
近畿大学
北里大学
京都工芸繊維大学
九州工業大学
明治大学
三重大学
宮崎大学
長岡技術科学大学
長崎大学
名古屋工業大学
奈良医科大学
新潟大学
大阪府立大学
立命館大学
佐賀大学
埼玉大学
埼玉医科大学
滋賀医科大学
島根大学
信州大学
静岡大学
昭和大学
上智大学
東海大学
徳島大学
東京海洋大学
富山大学
豊橋科学技術大学
山形大学
山口大学
山梨大学
横浜国立大学

ざっと見ると、ほとんどが国公立大ですね。
このランキングは、偏差値(人気度)ランキングとは異なりますが、今後の流れは、こうなると思って下さい。
私立大は、かなり厳しい状況になるでしょうし、私立大から有名企業への就職も、早慶、MARCH以外は今まで以上に厳しくなると予想されます。

しかも日本のベスト10の大学でも、世界では500位程度。

これだとまったく勝負になりません。

詳しい話は、10月の保護者セミナーでお話ししますが、あと5年後には、地方でも受験環境は変わっています。
大きくは、進学実績で学校を選ぶことが顕著になり、場合によっては、松山東や愛光など中予の学校に行く比率が上がる(つまり成績優秀者の早期からの移動)でしょうし、大学も国公立大の人気が今以上になるため、また現在の学校推薦がなくなることからも、高校生の学習は今以上に厳しくなるでしょう。

一方、就職ですが、海外と同じように「どの大学を・・」ということが強く求められるようになります。
今のような大卒であれば、東大でもよく知らない私立大でも給与が同じ・・・ということはなくなる可能性があります。(世界基準では、学校別で給与が違うのは当たり前。)

また地方公務員も、コネの世界は少なくなるでしょう。それどころか、民間企業と同じように学力・能力が問われます。
ランキングを見ても市役所でも、愛大以上は卒業していないと厳しい気がします。県庁ですと、国内トップ50の大学でないとちょっと無理かな?と思ったりします。

人は、学力だけでない!というのは当たり前ですが、今まで日本企業は「人物重視」政策で経営し、失敗してきました。
世界企業は、契約の上で、「エンジンの良い人材」(学力・能力の高い人材)を採用します。

入社する優先順位が、人柄・人物→学力だったのが、学力→人柄・人物 へと変わります。

つまり学力が担保されないと、入社試験で面接までもいかないというですね。
しかも今までは、売り手市場という時期もありましたが、今は世界から雇い入れしますので、その売り手(大学生)優位な市場はあまり期待しない方がいいでしょう。(地方企業が、その地域の人材を採るというのは、まだありと思いますが・・)

もうすこしデータを分析し、後日お話しはしますが、選択1つで大きく人生が変わる潮目のような時代になっていますので、志望大は慎重に選んでください。