水・木と仲村先生と東京に出張しました。
雨にもかかわらず会場には、すごい数の人。
展示会の初日ということもあったのかも知れませんんが、ともかく人が多い。
入場者も、参加者も、よくこんなに人がいるもんだというくらい多い・・。
多くの業者さんと名刺交換も行いましたが、10秒ほどで名刺がすべてなくなる始末。
多くの内容は、
1.電子黒板を使ったもの
2.映像配信系
の2つのでした。映像配信は、開進の皆さん、とくに高校生は、「開進ONLINE」で毎日、利用していますが、
これとほんんど同じようなもの。もう1つの電子黒板系は、おもしろいなとは思うのですが、壁に直接、ホワイトボードを
打ち付けられないと、教室が狭くなったり、何より大きめのホワイトボード2面を一度に使う授業を行う開進のスタイルに
この電子ボードの狭さは、合わないということで、今回は見送りました。(^-^;;
少人数制での補習や、小学生にはいいかも知れませんが、力のある中学生・高校生を鍛えるには、考える時間を与えない
授業スタイルになりがちな電子ボードは、注意が必要でしょう。
新聞などでも、佐賀の某市を例に出すまでもなく、IT系(パッドや電子黒板など)の話題が後を絶ちません。
色々と工夫をして生徒の学習の手助けをするわけですが、反面過保護になる可能性もあります。
私の子どもは全て、ベネッセをやっていますが、全員Padを送られていて、それで学習していますが効果が高いというわけではありません。
当たり前のことですが、道具を使う、道具を利用する人の問題が入ってきます。
開進ONLINEも同じです。自宅で映像授業を見て、塾でチェックテストを・・というルーチンを決めてますが、利用する人の問題で大きく効果は変わります。
そのためチェックする人の存在が大切になります。
結局、どのブースでも使い方は教えるのですが、それをチェックする動きやキモのようなものは、案内なし。
道具を作ったけど、あとはそれぞれ勝手に使ってということでしょうが、これは、利用する塾・生徒の技量で大きく結果が異なるというこです。
学習を楽にするツールというのは、反面、学習する楽しみを奪うこともあるでしょうし、何より頭の中にある「もやもや」を解決するツールにはなりえませんので、下手をすれば勉強した気分だけになる可能性もあります。
世の中が進み、様々なツールが発展しても、結局は、人の問題。
ツールが進めば進むほど、その差が激しくなるというところでしょう。
映像を見るだけでなく、自分の腹に落とし込む努力をする。自宅で見れるといっても、それなりの気持ちで映像に向うというこを最低限はしておかないと意味がなくなります。
ともかく学校にも同じような仕組みが入る中、開進ONLINEはさすがと言われるように私どもも、色々さらなる工夫をしていきます。