昨日(4月18日)に旧宇和町にチラシを入れました。
皆さん、読んで頂けましたか?チラシに登場している生徒さんのお母さんからは
連絡がありました。
高校入試が全入に近くなった今、八高、東、大洲に合格するだけでは、まったく意味がありません。
一方、高校入試得点と大学進学とは、非常に高い相関関係があるということは、セミナー等で
お知らせしてきました。しかも高1の3月の成績が8割の相関関係で、そのまま大学入試に直結します。
このデータは、旺文社が出しているものです。ちなみにある大学でも、同じような調査をしていて、
やはり大学1年の最後の成績がかなり高い相関関係で、入社する会社レベルに直結するそうです。
これは、高校ギャップ、大学ギャップがあるから起こることですが、そのギャップを無くすためには、
中学、高校でしっかりと学習をしておくことです。
立場上、多くの学校や塾の指導を見ています。学校の先生は、正直、大変です。
勉強だけでなく、生活指導もしなくてはなりません。すると、どうしても成績が良いと思われる生徒は
後回しになりがちです。一方、多くの塾では、入試の得点を取ることを中心に考え、演習中心です。
まったく本質理解をせずに、ただパターン学習で意味も分からず得点を取って、高校で失敗しています。
中学時代の学習は、「基本」です。基本は、簡単という意味ではありません。
しかし、それすら理解させずに中学内容を終えてしますと、土台のないところで高校、大学の学習を積み重ねることになります。
正直、学習で一番大切な時期は、「小学生」です。多くの国では、小学生の頭の柔らかい時に、どんどん学習させます。
この時期に自分で学習出来る生徒に育てると、後は、自分で成績をアップしていきます。
また学習は訓練ですので、訓練量に比例します。京都大や大阪大などの難関国立に合格した生徒は、だいたい小5くらいから学習を開始しています。習い事でも同じでしょうが、ある程度、物になるのは、6,7年くらい練習してからでしょう。
同じことです。
大学進学で人生が変わりますが、あまりそれを意識していない方も多い気がします。
専門学校でいい!!という話もありますが、専門学校は、正確に言えば「学校」ではないので学歴になりません。
文科省の認めた専修学校は、学歴になりますが、専門学校の多くは、高卒扱いとなります。
これには多くの方がビックリします。
つまりあまり進路のことを真剣に考えていない方が多いということです。
勉強しろ!と言う言葉ほど、無責任な言葉はありません。そこには、目的に理想もないからです。
しかし目的や理想を持てば、子供たちは自動的に学習します。
私たちは、キャリア開発企業として、お子様のベストな選択をし、人生を豊かにすることを第一義としています。
専門学校と大学の違いというだけでなく、子どもの環境を考え、どの分野で、どのような職があっているのか?
どうすれば、この子が将来、勝てるのか?ということを考えた上で、勉強してもらいます。
そのためには、高校入試で190点以上取ることが、まずは選択肢を広げるわけです。
データから、200点以上だと旧帝大も含め、難関大に合格してますし、180点以上だと、地方国公立に進学しています。
当たり前ですが、高校の勉強よりも中学校の勉強の方が、量も内容も薄いわけです。(大切な基礎が入っていますが)
ここで手を抜いて、本当にお子様の将来の夢が実現できるでしょうか?
また中学校で大切なことは、基礎をしっかり学ぶこと。基礎をしっかりと理解すれば、パターンがあるだけに演習は、少なくてもよいくらいです。しかし多くの私塾では、演習をしかもバカみたいに難しいものを出します。
難しい問題は、良問であることは少ないのです。
私どもは、宿題の多い塾ですが、基礎をしっかりやるという軸はぶれません。
人により理解差があり、理解の遅い生徒でも基礎を叩き込むという意味で、シンドイ塾にはなっていると思いますが・・。
詳しいことは、チラシにも書いてますので、また目を通しておいて頂ければと思います。
新学期が始まり、最初の高校のテストがありました。
数学で99点を取った生徒、3科目平均で95点を越えている生徒もいます。
本人たちは、それほど学習した意識はありません。毎日、顔を洗うように、歯を磨くように、毎日勉強することが「癖」になっているからです。
結局、勉強は、クセです。同じ人が同じことをしても、同じ結果です。何かを変えて、いい癖をつければ、自動的に成績はついてきます。