今日の八幡浜校は、超激込みです。まだ高3生がいるのと、現役生には、試験発表が出たので同じ時間に全員が来ていること、そしてALTの方への日本語教室も同時に行われているからです。

他教室からは県立高校の推薦の結果が届いてます。昨日には大洲農の発表があり、今日は、八高、松山商などの発表です。ただ多くの中3生の受験は、これから・・。頑張って欲しいものです。

一方、高3生の結果で言えば、私立大は、やはり渋い。

東京、大阪の私立は言う間でもありませんが、教育学部などは、地方私立でも厳しい状況。
逆に「ゆるく」なっているのが、地方国立のAO入試、センター利用です。
実は、この辺りのことは、東京の方からは、言われてたことですが、ここまで露骨になるとは思いませんでした。

センター利用(国立。私立とも)、AO入試、地域枠などでの国公立大入試が多分、今、一番の狙い目ですね。

ただし、そうなると二次試験を中心に勉強する理系は不利になります。
普段の勉強がセンターに直結する文系有利。理系でセンター中心・・となるとかなりリスキーなので普通はしないわけです。ただ、結局、二次の力が今のような状況であれば、センター中心に切り替えるのはありかも?

夜には、高校の教員をやっている友人から連絡があって、息子さんが医学部に合格とのこと。

センターを使った地域枠だけでなく、自治医大にも合格したみたいなので、それはスゴイ!と折り返しのお祝いの電話。

兄は、東京の有名私立、弟は、医学部・・・完璧です。(^-^;;
う~ん、スゴイ!大学の選び方も、学部にしても完璧。

「いやあ~でも、兄が・・」

と言うので、愛大の医学部よりも、その東京の私立の方が難しいからな!と一応、念押し。(^-^;;
ただし、医学部医学科は、地域枠を使うのであれば、狙い目。(二次での合格は、相変わらず超難関。)

教員をしている別の後輩は、東京に娘さんの受験旅行につき合っています。
東京の私立を選ぶところがよく分かっている証拠。

今後、2020年以降の不況を考えると、医師や教員などの資格系を除くと、就職率の高い(しかも内容の良い)大学に行くことが大切です。
公務員、医師、教員などの資格系は、基本国立大。民間企業を狙うなら、国立は、旧帝大のみ。あとは私立で、早慶上理、関関同立。そしてGMARCHといった感じです。

今の現役生が卒業する4年後には、大学の偏差値が大きく変わり、地方でも東京・大阪同様に有名私立を(特に文型は)狙う層が増えます。ちなみに、東京の公立高校(都立)は、MARCHの数が学校の実績です。(西、日比谷など有名都立は、東大の数)

早い話、国公立という枠で考えても意味がないわけです。特に公立大は、無意味。
地方自治体が運営しているので、他地区への民間就職は、一部の公立(北九州大学など)を除くと、ほぼ壊滅。
(北九大は、政令都市がやってる公務員を作る大学なので、公務員試験に強い、お買い得大学。
 私の塾でも推薦しており、ある年は、愛大には1名しかいかせず、北九大に5名行かし、全員公務員になりました。)

将来の動向を考えて、本当にその大学を「心の底から子供に」薦めれる大学を薦めるのが大人の務め。
もっと言えば、我が子にそこの大学を薦めますか?!ということで考えんとダメですね。