高2生の模試が返ってきてます。校内での成績は、良い感じですが、大学判定を見てかなり驚愕しました。文系は、理系は、かなり変動が起きています。

正直、旧帝大よりも早・慶・理科大の方が厳しい判定が出ている感じを受けます。

そもそも偏差値は、単なる「人気度」ですので、受験生が東京に集中しているため、東京の私立が高くなる傾向がありますが、それにしても大変動です。

ここまで変わると、私立の選び方を根本から考え直さなければなりません。東京の先生に聞いても、理系に関しては、東大・東工大のすべり止めに理科大が入り、しかも理科大の下に私立理系の工学部専門大がないので(MARCHなどの総合大学の工学部などはありますが)集中するのだそうです。

理科大の下となると芝浦工大になりますが、ここも今では中学受験から大人気になって、爆上がりだそうです。
そうなると5、6年後には、芝浦工大も、入り難い大学になる可能性があります。

最近言われるのが、すべり止めがすべり止めにならなくなったということです。
地方国立大の就職が弱いことと、反面、早慶上理、関関同立、MARCHなどの私立の就職が強いこともあってどんどん変わっています。
(ちなみに国公立大に全員合格しても私立は結構、やられていたりします。)
保護者の方にも、大学が大きく変わってきていることを知って頂き、その上で大学の選び方を再考して頂ければと思っております。